
保険が今再注目されています
仕事の難しさから毎年多くのセールスマンが退職していく保険業界では、こうしたことはさして珍しくないことかもしれません。
しかし、私にとっては非常にショックなできごとであり、ライフプランナーとして初めての挫折といえるものでした。
保険セールスは顧客満足だけを考える「新しい契約を追いかけるどころか、自然なご紹介をいただいた契約でさえお取り扱いしたくない。
これ以上お客さまが増えても迷惑をかけるだけだ」とまで思いつめていました。
そして、それを機に私は、″ライフプランナーとして最優先にすべきこと″を自分の中でより明確に意識するようになったのです。
″ライフプランナーとして最優先にすべきこと″とは、契約者へのアフターフォローです。
お客さまにとって、一生のお付き合いである保険担当者が自分のために万全のフォローをしてくれる状態というのは、とても満足度が高いはずです。
逆に、「契約までは熱心に通ってくるが、その後のフォローがまるでない」というのが、保険営業に対する契約者の方の大きな不満要素でもありました。
それならば、その問題を自分ならどう解決できるか、次のステップに踏み出す契機として捉えてみようと思いました。
セールスマンが新規活動をせずに、すでに契約されている方のフォローだけしている。
疑問に対して、実践することで自分なりに答えを出してみようと思ったのです。
″顧客第一主義″という言葉は当時からよく耳にしましたが、本当に自分の理想を貫いてそれに徹したらどんな結果が生まれるのかを確かめたかったこともあります。
ライフプランナーが直接的な新規活動を手放すのは大きなストレスがありました。
当然ながら成績も大きく落ち込み、収入は半減しました。
正直、ライフプランナーとして「もう終わりかもしれない」という恐怖心もありましたが、「ここで妥協して方向転換してはダメだ。
このやり方を試すことができるのは多少でも余裕のある今しかない。
とにかく我慢しよう!」と初志貫徹を誓う毎日でした。
その結果、3年目になると下降線はようやく底を打ち、徐々に結果が出るようになりました。
「この顧客第一主義に徹していれば、ごく自然に紹介が出て、新規顧客だけを追っている人よりも高い生産性を挙げられるはずだ」という確信を掴むことができたのです。
それはとても勇気の要ることであり、またかなりの遠回りでもありましたが、私にとっては必要な遠回りでした。
保険について真剣に考えてみました。お仕事帰りでも保険ができます。